Audible の魅力が無料体験でわかる「おすすめオーディオブック」 トップ5
アマゾンの朗読サービスAudibleがスゴい
Amazonが運営しているオーディオブック、つまり書籍を音読してくれるサービスがAudible(オーディブル)である。
サービス自体は以前からあるのだが、無料体験で最大3000ポイントもらえるというキャンペーンが始まり、注目されている。
「通勤途中や移動のときにスマホで聞く」というのがオススメの利用方法だが、なにぶん今までにないサービスである。
使ってみないことには、どんなものかわからないという人が多いだろうから、最初の1冊無料体験は魅力的だ。
おすすめオーディオブック トップ5の選定基準
オーディブルには、すでに40万冊以上のオーディオブックが用意されているため、最初の1冊を選ぶのがとにかく大変である。
ランキング順で見ても、並んでいるのは、いわゆる売れ筋、ベストセラー本である。
とりあえずランキング上位だからと言って、なんとなくホリエモンの本を選んでも、オーディオブックならではの魅力を感じることが難しいのだ。
そこで、Audibleをはじめて体験しようとしているあなたの、最初の1冊にふさわしいオーディオブックを紹介しよう。
選定基準は、以下の2点である。
「朗読している人が特徴的」
「外でなんとなく読みにくい本」
それではトップ5を紹介しよう。
【第5位】 夫のちんぽが入らない / こだま
同人誌で大反響を呼んだ、主婦こだまの自伝「夫のちんぽが入らない」
選定理由は、なんと言っても、外では読みにくい強烈なタイトルである。
本にカバーをかけても、何かの表紙に家族に見られてしまうかもしれない。
電子書籍版をスマホで読むにも、他人から覗き込まれるリスクからは逃れられない。
耳から聞くオーディオブックなら、心置きなく楽しめるというわけだ。
再生時間は約5時間、朗読は声優の加藤美佐。
タイトルで敬遠してしまうのはもったいなさすぎる、でもこのタイトルじゃないとダメ。
そんな名作です。
【第4位】 コンビニ人間 / 村田 沙耶香
ご存知、第155回 芥川龍之介賞受賞作 である。
なんとこの作品、朗読がタレントの 大久保佳代子 なのである。
奇抜に思えるキャスティングだが、聞き始めたが最後、とことん引き込まれてしまう。
原作の内容と、彼女の持つ狂気の部分が重なり、独特の空気感を生み出している。
【第3位】コンビニエンスストア様 / 村田沙耶香
村田沙耶香 × 大久保佳代子 ペアが続けてランクイン。
村田沙耶香がコンビニエンスストアに向けて綴ったラブレターを、大久保佳代子が朗読するという作品だ。
一言で言うと狂気×狂気だ。
こちらは わずか11分の作品で、オーディオブックとしては入りやすいのだが、まずは第4位のコンビニ人間から先に聞くことを強くおすすめしたい。
【第2位】犬にきいてみろ / 池井戸 潤
ドラマされた「花咲舞が黙ってない」シリーズの1作。
半沢直樹シリーズ、下町ロケットなど、オーディブルには池井戸作品が多数あるが、この作品は 杏 が朗読しているのである。
ドラマの出演者が朗読するという、ありそうでないキャスティングで選定させていただいた。
モノマネ番組なら御本人登場。
一番盛り上がったところで第1位を紹介しよう。
【第1位】あの日 / 小保方晴子
そして栄えある第1位は、こちら。
いろんな意味で話題作だったこの本だが、このオーディオブック版は、なんと小保方晴子ご本人の朗読である。
「朗読している人が特徴的」で「外でなんとなく読みにくい本」の両方をクリアしているということで、文句なしの1位とさせていただいた。
ちなみに、再生時間は約11時間である。